働きやすいSES企業の選び方とは?こんな会社は気をつけろ!

働きやすいSES企業 SES
働きやすいSES企業

これからIT業界で働こうとしている方、転職を考えている方。
SES企業ってたくさんありすぎてどんな会社を選べばいいのか迷っていませんか?

この記事では、SES企業を選ぶときに注意するポイントを紹介します。
良い就職、良い転職のために目を通してみてください。

この記事でわかる事
  • SES企業を選ぶ際に気を付けるポイント
  • 優良SES企業の見極め方
  • SESにおすすめの転職方法

SES企業選びで気を付けるポイント5選

気を付けるポイント
SES企業の求人によく記載されている内容から、気を付けるポイントを解説します。

SES企業はたくさんあります。
まったく同じ仕事をしていても、会社によって待遇が全然変わってくるので、できれば良いSES企業を選んで楽しく働きたいですよね!

SES企業の選び方5選
  1. 社員数で見極めろ
  2. 求人の期間で見極めろ
  3. 未経験募集で見極めろ
  4. 想定年収で見極めろ
  5. 現場配属されなかった場合の待遇で見極めろ

ポイント:1 社員数が極端に多すぎたり、少なすぎたりしないか?

社員数は会社の規模を見るうえで非常に重要な項目となります。

ただ一概に社員数が多ければいいというわけではありません。
社員数が500~1000人以上となっている会社でメイン事業がSESのみの場合は要注意です。

社員数が多すぎる場合、担当の営業とのコンタクトが取り難く、放任主義となる場合があります。
また、社員数が多いと沢山の案件を抱える事になり、エンジニアにとって意味をなさない案件も紛れ込む可能性が高まります。

SES事業の特性上、エンジニアに対し必ず担当の営業が付きます。
社員数が多ければ多いほど、営業一人当たりが担当するエンジニアの数は増えていきます。
そのため、営業と相談しにくかったりというデメリットが生まれてくるため要注意です。

逆に社員数が極端に少ない5~20人の場合も注意が必要です。

新設の会社で社員数が少ない場合、こちらは伸びしろ(福利厚生や待遇の最適化)に期待できます。
ですが、現時点では福利厚生や待遇があまり良くない場合があります。
メリットとしては、会社の運営(新しい福利厚生を提案したり)に携われたり、古株になることで数年後に管理職に着ける可能性があります。

社員数が少なく、新設の会社でない場合はさらに注意が必要になります。
社員が入らない、また、社員が定着しない原因がある可能性が高まるため、よく考える必要があります。

ポイント2:長期間にわたり求人が出ていないか?

求人を見るうえで大切なポイントは募集期間です。

募集期間が終わり求人が消えたと思ったら次の日や次の週には、求人を出しているような会社は要注意です。

常に求人を出している会社は、応募の人気がなかったり、社員の定着率が低く何かしらの問題を抱えている場合があるため要注意です。

また、求人を出す費用は高いため、エンジニアに還元するべき経費を求人に使ってしまっていて、給料が上がり辛い会社の可能性があります。

ポイント3:未経験者歓迎を押し出しすぎていないか?

未経験者歓迎の文言には要注意です。

一概に悪い事はありませんが、未経験者募集を積極的に行っている会社は、給与水準が低い可能性があります。

ポイント4:想定年収が極端になっていないか?

想定年収が極端な設定になっている場合は要注意です。

「経験10年:年収1000万」
などの記載がある場合は、ほんの一例を記載されているだけで、10年勤めてもそれだけ貰えるようになる確率は低いです。

地域にもよりますが、目安としてこれくらいが普通のSES企業の求人内容です。
未経験者の場合:300~
経験者の場合:500~

ポイント5:現場未配属時の給料が支払われるか?

SESで働いていると、待期期間という問題が極まれに出てきます。
案件と案件の間に期間が開いてしまったり、未経験入社~研修後に案件が中々決まらなかった場合に発生します。

待期期間の給料支給額が基本給の6割等の記載がある場合は要注意です。

待期期間の給料について

よくある待期期間の扱いは以下になります。

  • 基本給の〇割支給
  • 基本給満額支給

できるなら全額貰いたいですよね。
入社前には必ず確認しておきたい項目です。

優良SES企業の見極め方

ここまでは、気を付けたいSES企業の見極め方を紹介しました。
ここからは、優良SES企業の選び方を紹介します。

優良SES企業とは一口に言っても、働く人にとって代わってくるずです。

稼ぎたい人は給料高いほうが優良と言えますが、スキルを付けたい若手の人にはサポート体制の整っている会社が優良と言えるでしょう。

それぞれ紹介していきます。

スキルを付けたい人向け、優良SES企業の見極め方

これからITエンジニアとしてスキルを付けていきたい場合は、社員数がやや多めかつ、研修が学習制度福利厚生充実している会社を選びましょう。

社員数が多ければ、サポートや指導してもらえる先輩社員や上司と同じ案件に配属される可能性が高まります。

研修が充実している会社の見極め方は、求人情報です。
SES企業では基本研修期間1か月が多いですが、稀に3か月や半年の研修をしている会社があるので狙い目です。

研修に力が入っている会社の求人は、研修内容が詳しく書いてあります。
「研修内容:java研修」などとぶっきらぼうに書かれている場合は、要注意です。

また、学習に便利な福利厚生がある会社もおすすめです。

学習系の福利厚生は多ければ多いほど良いですね。
今やる気がなくても、いつか「費用会社持ち出しやってみるか?」とモチベーションに繋がる日も来るかもしれません。

よくある学習系の福利厚生
  • Udemyなどの学習サイト利用料会社負担
  • 技術書購入費用会社負担
  • 資格取得費用会社負担

とにかく稼ぎたい人向け、優良SES企業の見極め方

とにかく稼ぎたい、給料を上げたい方にお勧めの優良SES企業は以下です。

稼ぎたい人向けSES企業選び方
  • SES以外の事業をしている会社
  • 大手SES企業
  • 高還元系SES企業

SES以外の事業をしている会社のメリット

SES以外の請負や自社開発などをしている会社はボーナスが出る可能性が有ります。

SESは時間単価の働き方のため、基本ボーナスはありません。
そこに別の事業で会社が得た利益からボーナスが出ればその分稼げます。

大手SES企業のメリット

大手SES企業のメリットはより元請けに近い商流(プライム案件と言ったりする)の案件が多いため、エンジニア単価が高く、給料も高い傾向にあります。

転職サイトで探す場合は、「プライム案件多数あり」のような文言の会社を探すと見つかりやすいです。

高還元系SESのメリット

高還元系SESとは、福利厚生等は最小減にし、SESにて得た利益の大部分をエンジニアに給料として支払うビジネスモデルです。

普通のSES企業では、案件単価に対するエンジニアの還元率は40~60%と言われており、60%以上の還元率を高還元といわれています。
以下の記事で高還元SESについて詳しく解説しています。

まとめ:優良SES企業の見極め方

それでは、当記事をざっくりとまとめていきましょう。

まずは、注意すべきSES企業について

こんなSES求人には注意
  • 社員数が極端に多い、または極端に少ない
  • 長期間にわたり求人を出している
  • 未経験者募集のアピールが強すぎる
  • 想定年収が極端に高い
  • 待期期間の給与支給が6割以下

このようなSES企業は応募前にしっかり下調べをしてから行動しましょう。

続いては、優良SES企業の選び方です。

優良SES企業の見極めポイント
  • 研修が充実している
  • 学習サポートの福利厚生が充実している
  • SES以外の事業をしている会社
  • 大手SES企業
  • 高還元SES企業

それでは皆さん、良いエンジニアライフを送りましょう。

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